こんにちは、CHARMEマガジン運営部です♡
昨今の美容整形ブームでとある調査では20代女性の2人に1人が美容整形施術を受けたor検討していると回答しているそうです。
その分美容クリニックの数も格段に増えており、美容整形を希望されている方の視点からするとどこのクリニックを選べば良いかイマイチ分からない状況ですよね。
web検索上部や口コミ掲示板はテレビCMで名前を聞いた事があるような大手クリニックが大半を占め、大手クリニック=安心出来るというイメージを持っている方も少なくないかと思います。
実はweb検索で上部に出てくるシステムは課金制になっており、広告料を多く支払う事が出来る美容クリニック程上部に表示される形となっています。
また口コミ掲示板は中には課金制の掲示板も多く、ランキング操作されているケースも少なくありません。
では、どの様に美容クリニックを選べばよいのでしょうか。
今回は美容クリニック選び、医師選びで大事なポイントをお伝えしたいと思います。
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1.簡単、1day、ダウンタイム無しなどメリットばかりを伝えるクリニックは控える
2.○○式などクリニック独自の特別プランを設けている施術は避ける
3.インフルエンサー広告に力を入れているクリニックは慎重に
4.SNSのプロフィールに『○○専門医』と唄っている医師に注意する
5.医師の経歴を確認する(形成外科専門医がおすすめ!)
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1.簡単、1day、ダウンタイム無しなどメリットばかりを伝えるクリニックは控える
美容整形はプチ整形といわれる比較的ダウンタイムの少ないものでも内出血や腫れ、感染のリスクがありどんな名医の執刀でもそれは起こり得ます。
デメリットをうやむやにし特別感のあるメリットばかり伝える、いわゆる誇大広告を行っているクリニックは金額面や施術後のトラブルが起きる可能性が高いです。
こういったクリニックはカウンセリングの際医師との相談時間よりもカウンセラーとの対話時間の方が長い傾向にあります。
誇大広告を鵜吞みにせず、リスクがある事を理解した上で施術を行いましょう。
2.○○式などクリニック独自の特別プランを設けている施術は避ける
人気の埋没法などを宣伝しているクリニックでよく見る〇〇式、〇〇法などのプラン。
特別感のある名前表記にしているだけで蓋を開けてみたら実は他院で行っている術式と変わりない事が多いというのはご存知でしょうか?
魅力的なネーミングに惹かれカウンセリングに行くと、そのプランはプチ整形の埋没法にも関わらず30万円以上の施術金額なんて事も多いです。
埋没法の適正価格は20万円以下とされています。
保証プランの為に高額な施術金額を支払い、いざ利用しようとすると保証対象外と言われ施術してもらえなかった…というケースが多発しています。
適正価格以上の金額設定をしているクリニックには注意しましょう。
3.インフルエンサー広告に力を入れているクリニックは慎重に
有名インフルエンサーが美容クリニックで施術を行った投稿を見ると、どんなクリニックなのか気になりますよね。
インフルエンサーがSNSで施術した投稿は、お仕事として無料施術を行ったり成果報酬を貰ってその対価に投稿しているものが多いです。
中には施術を行ったように見せて、実際にはビフォーアフターの画像を加工して記載しているような悪質なものもあります。
モデルが宣伝している=安心ではなく、クリニック自体が信用できる医院なのかしっかりと見極めましょう。
4.SNSのプロフィールに『○○専門医』と唄っている医師に注意する
SNSのプロフィール欄に『○○専門医』等と記載している医師がいますが実はこちらは学会認定ではありません。
二重専門医、小顔治療専門など「何かの施術の名前+専門」はその施術を推している医師ということです。
専門医というワードは魅力的ですがあくまでも集客広告として宣伝している内容です。
正式ではない内容を大きく記載するような医師には注意した方が良いでしょう。
5.医師の経歴を確認する(形成外科専門医がおすすめ!)
海外では形成外科専門医として長く勤務していないと美容外科医になれませんが、日本の場合形成外科専門医の資格がなくとも医師免許さえあれば美容外科医として勤務する事が可能です。
例えば元眼科医や産婦人科、精神科の医師が現在は美容外科で勤務していることもあります。
形成外科は病気で目が開かない方に目をしっかり開けられるような手術をしたり、鼻骨折をしてしまった方の修正手術、先天異常で唇が裂けて生まれてきた赤ちゃんに手術して唇を作り傷跡を綺麗にする等体の形成に特化した分野です。
その為形成外科専門医の資格を持った医師とそうでない医師では技術力に大きく差があることが多いです。
そして日本には2つの美容外科学会があり、医師免許があれば入会できる美容外科学会JSASと形成外科専門医を中心とした美容外科学会JSAPSがあります。
特にJSAPSは形成外科専門医を取得して長期間の修練をした後厳しい審査を通過し、ようやくJSAPSの美容外科専門医に認定されるという狭き門。
なんと日本の形成外科専門医のわずか10%です。
勿論形成外科専門医の資格を持っているか、JSAPS所属の医師どうかが全てではありません。
それ以外の医師でも技術力が高い医師は勿論いらっしゃいます。
しかし、ひとつの判断目安として覚えておいて損はないでしょう。