こんにちは
CHARMEコラム編集部です!
皆さん、『ルフォー+SSRO』という施術はご存知でしょうか?
骨切り手術のひとつで、<輪郭のだるま落とし> とも言われるこちらの施術。
韓国では両顎手術とも呼ばれています。
美容整形界隈では何年も前から存在した施術ではありますが、骨切りの施術自体がかなり難易度が高く執刀できる医師も少ないこと、「美容整形は行いたいけれど、骨の整形まではちょっと…」という方が多かった為このルフォー+SSRO施術を行われる方もかなりの少数派でした。
しかし昨今、美容整形が一般化しつつあることや、童顔・バブみフェイスの流行によって中顔面の長さや横顔を気にされる方が増えた事、有名YouTuberやインフルエンサーが施術を行った事で輪郭三点(顎削り エラ削り 頬骨削り)などの骨切り施術の認知度が高まり、こちらの施術を行われる方が増えています。
今回は骨切り施術のひとつ、ルフォー+SSROについて解説したいと思います。
ルフォー+SSROとは?
ルフォーの正式名称はルフォー1型骨切り施術+下顎枝矢状分割骨切り術(SSRO)です。
上顎骨を骨切りし、移動や回転を組み合わせて適切な方向に移動させ、適正な位置に固定することで中顔面の長さや口元の突出感等の骨格を改善する手術です。
基本的に施術は全身麻酔を用いて手術を行います。
かなり高度な手術の為、執刀可能な医師も美容整形市場全体からみてもごく少数です。
メリットとしては
・しゃくれや受け口のほか、下顎が後退しているケース(口ゴボ)等の改善が可能で顔の印象が大きく変わり、整う
・口の中から行い、ドレーンという血抜きの管も口の中から出すため皮膚には傷ができない
デメリットは
・神経の麻痺や損傷
SSROを行う際には、下歯槽神経の付近を切開することになるため、術後に術後に感覚が麻痺したりしびれなどが生じることがあります。
通常は数か月で改善しますが、場合によっては生涯残ってしまう可能性もあります。
・実施できる医療機関が少ない
非常に難易度が高い手術の為大学病院などに限られており、美容医療を目的とした施術を行っているクリニックがかなり少ないです
・ダウンタイムが他施術と比較して長い
ルフォーSSROは入院を必要とするクリニックも多く、2,3日はドレーンという血を抜くための管を通し、食事も咀嚼が困難な為お粥等ペースト状のものにする等が必要となります
ダウンタイムとしては2週間は大きな腫れがあり、1か月程で70%程の腫れは引きますが完全な完成半年~1年を要します。
仕事の休暇期間は最低でも2週間は必要になってきます。
ルフォーSSRO(両顎手術)は大きな変化と改善が見込める分、リスクも多く困難な施術になります。
美容整形は大事なお体にメスを入れる行為、カウンセリングでしっかりとご検討され納得した上で施術を決めて頂ければと思います。